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書籍「中小会社法入門」と「基本 原価計算」を読んだ

タイトル:中小会社法入門

著者:大野正道

発行:2004年4月5日 第1版第1刷発行


読んだ理由

間違って法を犯したくない


気になった目次

・中小企業の設立手続


メモ

・有限会社は、会社財産のみが信用の基礎となり重視される会社形態

・有限会社として営業を開始後、事業の基盤が整ってから株式会社に組織変更できる

有限会社の設立

・社員を決めそのものの定款作成から始まる

・設立の企画に参加した者以外に出資者を募ることはできない


感想

・会社に関わる法の説明だった。起業した場合の企業視点では書かれていないので、法律を全く知らない自分には読みづらかった。


タイトル:基本 原価計算

著者:建部宏明、山浦裕幸、長屋信義


読んだ理由

純利益の出し方、かかる費用の抜け防止


気になった目次

原価計算とは

・材料費の計算

労務費の計算


メモ

原価計算とは「製造業において製造された製品が1個いくらであるか(原価)を計算する手続」のこと

→興味がある「加工業」は製造業なので原価計算は必要。販売予測を別でしていたが、労務費を考慮していなかったことに気づく(笑)

・分類(材料費、労務費、経費)

・複数の製品に共通してかかる費用のことを製造間接費、製造間接費の配賦計算は複雑な為、避けることが望ましい


・原価構成図

 ①製造直接費=直接材料費+直接労務費+直接経費 

 ②製造間接費=間接材料費+間接労務費+間接経費

 ③製造原価=①製造直接費+②製造間接費

 ⑤総原価=①製造直接費+②製造間接費+④販売費および一般管理費

 ⑥販売価格=⑤+★利益★


・操業度:工場の生産能力のうち「何パーセントが使用されているか」

変動費:操業の増加によって金額が増える原価のこと


・支払賃金

 賃金総額=基本賃金(就業時間×支払賃率)+加給金(危険作業手当など)

 給与支給総額=賃金総額+諸費手当(扶養家族手当+通勤手当など)

 正味支払額=給与支給総額ー諸控除額(社会保険料所得税など)


感想

・じっくり原価計算を勉強したい方向けの本。小学校の教科書のように基礎からやさしく書かれている

・簿記三級をとった後だと、仕訳が頭にあるので理解しやすい