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【書籍】通信販売、販売予測関係の本4冊

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タイトル:Excelによる販売予測入門

著者:大石展緒/二宮政彦/中山寛仁

発行:2007年3月30日 初版発行


読んだ理由

今後起業した時を見越し、販売予測の手段を知りたかった。


気になった目次

・販売予測の概念とプロセス

・予測に必要なデータとその加工法


メモ

・予測とは事象の確率的成長を量的に評価すること

・職務

 マーケティングマネジメント(新製品、既存製品)

 新製品(開発、市場導入)

 既存製品(計画、配分、統制)

・予測の期間

 超短期(1〜3ヶ月)、短期(1年)、中期(3年)、長期(5〜10年)、超長期(20年)

・枠組

 予測担当者(価値、精度、コスト・期間・制約)

 意志決定者(価値、目的、意志決定上の要請)

 

タイトル:改正割賦販売法の実務

著者:小山綾子

発行:2009年11月10日 初版発行


読んだ理由

タイトルの「販売法」という文言が目に入った。


気になった目次

・割賦販売法とはどのような法律ですか。


メモ

・割賦販売法の規制対象

 ①割賦販売

 ②ローン提携販売

 ③信用購入あっせん

 ④前払式特定取引


①割賦販売とは、商品を購入するときに消費者と販売者間で代金の支払いを分割払いにする取引

②ローン提携販売とは、あらかじめ販売業社が金融機関と提携しておき消費者が商品を購入する際に販売業社が消費者の保証人になり金融機関から購入資金を借り販売業社に代金を一括で払う取引

→購入者が割賦販売かローン提携販売かを意識することはなさそう(具体例をネットで探したが見つからなかった。)

③信用購入あっせんとは、クレジット取引のこと。クレジット会社が購入者に代わり代金を販売業社に支払う

④前払式特定取引とは、冠婚葬祭互助会やデパートの友の会のように会費を一定期間ごとに一定額支払うことによって商品券などを受ける取引のこと


・割賦販売法の目的は、取引の公正の確保、購入者が受ける損害の防止し、商品などの流通を円滑にすること


タイトル:ネットショップ・通信販売事業の法律と手続き

著者:大門則亮

発行:2011年10月10日 初版発行


読んだ理由

転売に興味があり、販売に関わることを知りたい。


気になった目次

・ネットショップ・通信事業を開設する前に

・取引をめぐる法律問題

・消費者保護をめぐる法律問題


メモ

・システム面ではショッピングカートとホスティングサービス(商品・顧客情報を保管先、ホームページの情報の保存先、顧客はホスティングサービスにアクセスする)が必要

・ネットショップには「単独展開」と「ショッピングモール」がある。「単独展開」はショップの個性が出せるが、初期費用がかかり集客が伸び悩む可能性がある。「ショッピングモール」はその逆。

・リサイクルショップには古物商許可の申請が必要。

・古物営業をするために必要な資格はないが、申請手数料が必要で、申請後から発行までに2〜3ヶ月かかる

・個人が年に数回、家にある不要品を出品する程度では、特定商取引法の問題にはならない

特定商取引法が適応される場合、広告表示、誇大広告の禁止が義務になる

景品表示法では、実際より優れていると嘘の表示をすること(優良誤認表示)が禁止される

・ノークレームノーリターンの表示は商品の状態を正確伝えていれば有効

・帰責自由とは、問題が起きた際企業側に故意や過失などがあることをいう

・過失の有無は予見可能性(事前に予想できるか)と結果回避可能性(損害が生じる結果を回避する措置ができた)があったかにどうかで判断される


タイトル:訪販・通販・マルチ等110番

著者:責任編集 久米川良子 編集 国府泰道・五条操

発行:平成15年12月18日 第1刷発行


読んだ理由

・転売に興味があり、関連するトラブルを知りたい。


気になった目次

・「特定商取引に関する法律」とはどのような経緯で成立したか


メモ

・「特定商取引に関する法律」は(特定商取引法)は、「訪問販売などに関する法律」(訪問販売法)が、2000年の改正によって名称が変更されたもの。

・元の訪問販売法は、訪問販売と通信販売、マルチ商法が対象

特定商取引法は下記のとおり。

 ① 訪問販売

 ② 通信販

 ③ 電話勧誘販売

 ④ 連鎖販売取引(会員が新規会員を誘い、その新規会員が別の会員を勧誘する連鎖により拡大する販売形態:アムウェイ

 ⑤ 特定継続的役務提供契約(エステ、美容医療、語学教室、家庭教師、学習塾、結婚相手紹介サービス、パソコン教室が対象)

 ⑥ 業務提供誘発販売(「仕事を提供するので週にが得られる」という口調で消費者を誘引し、商品を売り負担をさせる取引)